タビクラ!- 福岡ハチャメチャ30代夫婦のライフクラック

TABIKURA

ダビするようにクラす家族のブログ。21世紀に暮らしをアップデートします。

赤ちゃんに英語学習させたらろくな事にならないらしいけどそれでも多言語を覚えてもらう理由

こんにちは。

 

我が家には子供はまだいないのですが子供が出来たら出来るだけ自由に育ってもらいたいなぁという考えです。

習い事ブームで、沢山の習い事をしている子どもたちが増えてきているみたいですが、僕は子供が自発的にしたいこと以外はさせたくありません。

 

ですが1つだけ強制的にやってもらう事があります。

 

それは、マルチリンガルな環境で育ってもらうことです。

マルチリンガルって聞き慣れない言葉ですね。

ぼくも初めて知りました。

 

 

モノリンガル(1つの言語)


バイリンガル(2つの言語)


トリリンガル(3つの言語)


マルチリンガル(3つ以上の言語)


マルチリンガルは多国語を話す人間のことですね。

 

 

我が家では日々色んな国の人がやって来るので、その環境で育つと強制的にマルチリンガルになってしまいますね。

 

このままだと、日本語、英語、韓国語、中国語、ですね

 

会話が成り立たない4歳児

 

ちなみに、赤ん坊を多言語で育てると、ろくな事にならないらしいです。

モノリンガルに比べて言葉を覚えるのが遅くなっちゃうそう。

 

2か国語以上の環境では言葉が遅くなる


日本語はSOV 「私は オレンジを 食べる」

英語はSVO 「私は 食べる オレンジを」

 

そもそも英語と日本語じゃかけ離れすぎて、そりゃ赤ちゃんも混乱しますね。

 

言葉を発する時期が遅くなってごめんよ未来の我が子。

 

でも、この環境で育つことに良い部分も沢山あります。

 

ちょっとむずかしいけど、この動画を見て下さい。

 

 

面白い実験しますね。

 

見なかった人の為に説明すると、赤ん坊は生まれてから7歳までにどの国の言語も頭の中に詰め込んで、処理してるらしいです。頭も耳も口も身体で覚える、いわゆるネイティブってやつか。7歳以降は言語を覚える能力はグーンと落ちていくみたいです。

 

この実験で面白かったのが、テレビやヒヤリング教育などでは赤ちゃんは学習できないという点です。生身の人間とコミニュケーションをとることで言語を学習するんですね。

 

ほんと人間って不思議な生き物だな。

 

 

言語学習はその分混乱してしまい、4歳くらいまで意味不明なミックス言葉を話すようです。

 

「何してるの〜?」

 

「テレビ見てるなう」

 

とか真顔で言うのかなぁ。

 

 

 

 

カウチサーフィン AIRBNBホストをして得られる物

 

これは子供に限らずですが、ホストをしていて楽しいことは、色んな価値観に触れられることですね。

 

毎年5回も6回も海外旅行に行けば、現地の人々の生活や文化を肌で感じる事ができるかもしれませんけど、そんな時間もお金も持ち合わせている家庭ってなかなか無いでしょう。

 

しかし、ホストをすれば色んな国の色んな価値観に触れることができます。わずかな労力で、お金もかからないし、AIRBNBなんて逆にお金もらえるんですよ。

 

カウチサーフィンでは英語の教師してる人なんかも沢山いますよ。これから日本に住むから日本の文化を肌で感じたいという方や、その逆で日本での仕事が終了したので、最後に日本中を旅して、現地で友達と思い出を作りたいという方。「英会話の練習をタダで教えます。」っていう謳い文句も多いですね。独学で勉強している方や、もっとてっとり早く英語を話したいかた、タダでネイティブからみっちり教えてもらえます。

 

僕はというと、ほんとに全く話せません。翻訳機とカタカナ英単語帳を使ってコミニケーションをとっています。

 

ほんと、自分でも病気かなぁと思うくらい物覚えが悪いので、新しく出会った人とセットで新しく言葉を1つ使うようにしています。単語だけだと忘れちゃうけど、人との思いでとセットにすることで、覚えやすくなりました。

 

とは言っても最初は不安でしたよ。何か物を盗まれたらどうしようとか、襲われたらどうしようとか、良からぬ事を妄想してしまいます。友達なんかにも、お前は頭が逝っちゃってる系と言われます。

でもここは日本です。

僕らのホームなんです。

逆の立場になってみてください。言葉の通じる人がほとんどいない国で、しかも見ず知らずの人の家に泊まるんですよ。

超アウェイですよね。

その不安に比べたら、ホストの不安なんてたかが知れていると思うんです。

 

 

日本はいい意味でも悪い意味でも凄く閉鎖的な国ですよね。

日本人のおもてなしや気配りは素晴らしいと思います。

一方で、価値観の違う人間をまるで犯罪者のような目で見るのも日本人ですよね。

和を重んじる平和的な島国ならではのカルチャーなのかな。

 

でも、やっぱり世界は広いわけですよ。

 

みんなが平和的に暮らすための常識も大事ですが、子供が生まれたら、自分に合った考え方を持って欲しい。

生き方に正解なんて無いんだよ。

みんな違ってみんな素晴らしいんだよっていう事を、実生活の中で教えたい。

そういう心境です。

今後も世界は学歴だったり個性だったりを求められる時代は相変わらず続くでしょうけど、社会の波に入る事以外の選択も人生で入れておいてほしんです。

常識の為になんとなく高校行って、なんとなく大学いって、なんとなく社会人なって、社会からハズレまいと必死でストレスを押し殺して働いてっていう糞つまらない人間にはなって欲しくない。

常識や、しきたりなんかの「ダレトク?」部分にフォーカスを絞った人生にしてほしくないんです。

人生はもっと多様で、謳歌するために生まれて来んだよって。

逃げるも自由、戦うも自由、競争するも協力するも、ぜーんぶ自由。

THE自己責任!

それだとやっぱり日本だけの環境はちょっときついんですよね。

学校なんかも答え一個しか無いんやもん。

 

正直の所、こんなカオスな生活環境で人間が育つと、どんな人間になるのか楽しみなんです。僕的には、人生最大の実験です。

そんな事をこの間、奥さんにポロっと話したらキレられました。

言い方をもっとマイルドにしなきゃな。

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