今日は二階の押し入れを破壊しました。
忌々しい赤土が出てきます。
この赤土、一度ついたら塗料なみに着色します。
水に濡れたらめちゃめちゃ滑るし、何度コイツに
悩まされたことか。
今日ふと思ったのですが、この赤土を左官のネタにしてみたらどうなるのだろう。
ということでやってみました。
めちゃめちゃ塗りやすい!
粘りっけが最高です。
そりゃそうだ、元々壁だったんだもんな。
無料でこの品質はヤバイだろ。
最高のはっけんです。
なんで今まで気づかなかったんだろう。
2fの隙間や1Fの個室に塗りたくりました。
土壁って温度調節に最適とか言われてるので実験してみます。
ホースからシャワーをブシャーっとかけたのですがめっちゃ吸い込んでくれました。湿度が高い日本には最高です。
これが石膏ボードにクロスなんかだと吸い込む訳がありませんよね。
昔の技術ってほんとすげーなぁ
手間も材料費もコストが違いすぎますからね。
今はほとんどやらないでしょう。
でも一つ弱点があります。
土壁は時が経つに連れ土が痩せていくみたいです。
漆喰でコーティングしてある所はぎっしりと中身が詰まってたのですが、そうでないところは干からびた田んぼのようにひび割れていました。
これが日本の古民家のデメリットの隙間風ですね。
ちゅうことでモルタルを少し混ぜました。
5:1くらいの割合かな?
これで室内はエアコン効くし、でも外は土壁オンリーなので湿気もいい感じに吸ってくれるハイブリッド壁になるはずです。
更にその上から牡蠣殻漆喰や杉板で化粧するので
結構無敵な家になりそう。