こんにちは。
プロフェッショナル仕事の流儀の特集で今回は18才の若者達が、3組のプロに弟子入りする企画を見ました。
天ぷらのプロ、早乙女哲也 天ぷらのプロが教えたことは「我慢 」
掃除のプロ、新津春子 掃除のプロが教えたことは「責任感」
クリエイターのプロ(編集者)佐渡島 庸平 編集のプロが教えたことは「アウトプット」
天ぷらと掃除のプロは見てて何だろうなぁって感じがしました。
よくテレビの匠などで紹介される職人タイプの方々ですね。
技術云々よりも、根性論だし非効率的。
料理人になりたくて弟子入りしたのに、それまで5年かかるとか言われて、結局一人の男の子は、夢を諦めました。
ただただ感想としてはもったいないなぁ。
僕も昭和の人間なので、その根性論はよく理解していますが、今はもう21世紀、平成も28年が終わりを迎える年ですよ。
掃除のプロに弟子入りした子も、寝坊しちゃって途中でクビになっちゃいました。
責任感が足りないからってプロの言わんとしてることもわかるけど、この両者のプロに共通するのはとりあえず生きるためにお金を稼ぐ手段として仕事をしてたら、あとからやりがいを見つけて好きになったんだろうなって思います。
自分が若かった時も誰も教えてくれなくて、そうしたすごいプレッシャーの中で天ぷらを50年を修行してきたとか言うんですね。
「雑用が一番上手な人は天ぷらも一番上手になれる可能性がある」とか言ってますし、要は気合い入れて我慢し続けたら必ず上位になれるって話ですよね。
じゃあ天ぷらじゃなくてもよくね?
むしろクオリティの高い天ぷらを作りたい人を潰してるやん。
5年も雑用なんかさせないでさっさと天ぷら教えろよって思っちゃいます。
こんなスピード早い時代に生きてるのに...
自分がそうだったなら、なんで弟子にはもっと効率よく教えてあげないんだろう?
掃除のひともそうです。流儀以前の問題で、社会人とはなんぞやって感じの内容でしたね。弟子たちも自分の好きなことを学んでるなら寝坊なんかしないっつうの。
明らかに違ったのがクリエイター志願弟子たち。
他の弟子たちは他にやりたいことがあって、何故か天ぷらと掃除のプロフェッショナルに弟子入りしていましたが、クリエイターの弟子たちはみんな将来漫画家だったり、写真家だったりで、やりたいことの弟子なんですね。彼らだけ、雰囲気というかオーラというか根性も含め、他の弟子たちとの姿勢の違いがとてもよく見えるんですよ。
それは弟子たちが、好きなことをやっていて、そのことで怒られていたり、アドバイスを受けているからと思うんです。
「365日、24時間考えろ」プロが言ってた言葉が刺さりました。僕も好きな事で悩みもがき、365日、24時間考えていたいです。
背水の陣じゃないけど、一回しか無い人生、一流のプロになるんだったら断然好きな事で!ですよ。で、どうせ働いてお金稼がなくちゃいけないのなら、やっぱり好きなことを突き詰めるのが一番です。
くー今更ながら日本の流儀を思い知らされました。
こちらはスピンオフ