シュタイナー農法
生産システムそのものが生命体(organic)であることが意識される[1]。「理想的な農場はそれ自身で完成した個体である」というシュタイナーの思想に基づき、外部から肥料を施すことを良しとせず[2]、理想的には農場が生態系として閉鎖系であることを目指す。ーウィキペディアー
先日ふとテレビを見たらカンブリア宮殿をやっていまして、
コテコテに品種改良を重ねたサカタのタネのストーリーが放送されていました。
注目したのが美味しくて栄養価の高い野菜が作りやすくプログラムされている事でした。
とは言っても、近所のマッドサイエンティスト岡ファームの岡さん曰く
「野菜は土で決まります」とのこと。
どんなに優れた品種でも、土が適正でないとうまく作物がそだないそうです。
人工的に土を作り大量生産に成功した20世紀、サイクルがうまくいかずに世界中で土がダメになってきているようです。
最先端の21世紀は、オーガニックやサスティナブルが主体です。
最近で言えばアマゾンがホールフーズを買収しましたね。
といってもグローバルスタンダードの話で、日本では今だに安かろうよかろうの文化ですね。
テレビなどで農薬まみれの野菜を洗剤で洗っている中国人を見ませんか。
うぇーって思うかも知れませんが、日本も対して変わりません。
規制している薬品も全然ゆるいですし
フランスなどでは土のランク(農薬を使ってないか、微生物がちゃんと育っているか)などもあるんです。
これは農家さんがいけないのでは無くて、人が生きていく上で最も大切な食というカテゴリーに予算を当てない国と、関心を示さない我々国民に問題があると思います。
見た目が整っていて、安い野菜を皆さん買いますよね。
無農薬は育てるのにコストがかかり過ぎて多くの農家さんは食べていけないんでしょう。
ですが、自家菜園なら実験し放題ですよね。
採算があわなかろうが形がイビツであろうが、自己満足の世界です。
そこで僕がやってみたいのがバイオダイナミック農法です。
最も効率が悪く、怪しい農法です。
普通の有機栽培(オーガニック)とは、主に科学肥料を使わない農法だと思います。
牡蠣からや鶏糞、腐葉土などを配合して土やその中にいる微生物を育てるというやり方です。
バイオダイナミック農法は更にこのような外部からの肥料すら与えずに、生産システム全体がオーガニックであることが特徴です。
閉鎖されているのに循環しているということです。
簡単に言えばニワトリを飼って、その土地でハーブの種を植えます。ニワトリのフンはハーブの肥料に、育った肥料はニワトリの餌に。
いくつかの卵は孵化をしてヒナになり、そのバランスを人間が整える事で土地全体が一つの生命体として循環が繰り返されます。
人間は卵と鳥とハーブの恩恵を頂けるということです。
更には地球ではなく宇宙規模で考えていて
宇宙の力を引き出すために
苗植えや収穫を、太陽暦と星占術を用いた農業暦に基づいた農法でもあります。
オマケに土壌改良に水晶などを土壌に埋めるそうです。(科学的根拠ではなく霊的なエネルギー補給)
こりゃ黒魔術顔負けです。
僕自身、以前はスピリチャルはバカバカしく思っていたのですが、地動説、電波、ヨガ、アーユルヴェーダete...
いつの時代も科学の先にスピリチャルが存在しているとのだと改心しました。
どうですか、完全に経済効率を無視している上に
太陽暦で収穫を決めるなんて怪しくて面白そうでしょ。
このような農法で育てられた野菜は中々出回ることはありません。
最先端の品種改良されたタネを100年前のオーガニック農法で育ててみようと思います。
こんなことできるのって自家菜園ならではの醍醐味ですよね。
トマトが好きなのでまずはトマトを使ってみたいと思います。
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