先日破壊した階段の土壁。
この赤土を使って既存の土壁の補修を行いました。
セメントを混ぜてモルタルにしました。
70年前の土壁は痩せちゃってて。あ、漆喰でコーティングしてる所は問題なしでしたけどね。
屋根裏の部分は土壁のままだったので。
まぁ日本の建築は隙間風があるって言われてますがなっとくです。
セメントを混ぜることによって痩せる問題を削減。
内側は通気性が弱くなりましたが室内温度を保ちやすくなるはず。
何より隙間風がこれでシャットアウトです。
外側は元の土壁のままなので湿度調整バッチリなはず。これでハイブリッド土壁の完成。
憎き赤土を壁に戻してやった。セメントを少し混ぜて半永久に固まってしまえ。しかし土って湿度調整半端ない。タンスにゴン並に湿気を吸い取る。昔の人スゲーわ#古民家リノベ
しかし赤土ってほんとすごい。
水をめちゃめちゃ吸い込みます。厚みにもよるけど一平米あたり100リットルは吸い込むんじゃないかな。土なんだから当たり前なんだけど。
試しに販売されてる川砂に同じだけ水をまぜたら
べちゃべちゃのスープみたくなりました。
この上に木材を貼ったり漆喰を塗ったりしていきます。
下地はとりあえず終了ーー!!
長かったです!
今日は雨なので事務所の車庫でキッチンに使う予定のステンレス台を磨こうと思います。