こんにちは。
先週ですね、友達づてに泊まりに来てくれた男の子がいまして。
26歳だったかな。労働環境がブラックすぎて衝撃的でした。
ラーメン屋さんで働いていて、12時間拘束の4時間待機なんです。
その4時間は給料が発生しないので、8時間分の給料しか貰えないという。
会社にいいように使われすぎやろ!と言っておきました。
その反面、音楽の学校に行きたいらしく
『ウーバーイーツで(今は空いた時間にやってて一日8000円くらい)生活費稼いで、がっつり2年くらいレコーディング(機材をいじくる方)を学んで、(歌い手に対してレコーディングスキルをもってる人材が全然足りてないんです)そしたらコネもできるので就職できると思うんですよねー』
という、完璧プラン。
ウーバーイーツでとりあえず生活費稼いで、好きな事で飯食えるようにスキルアップするという最先端思考。
実際に作曲したものも聞かせてもらったんですが、マジでプロレベル。
僕もLogic Pro や ガレージバンドで遊んだ事があるので少しは分かります。
iPhone appでもめちゃクオリティ高い曲を作っててビックリしました。
20代の子とがっつり話す事なんてなかなか無いので勉強になりました。
いい意味でも悪い意味でも僕の常識を超えていました。社会の不平等にも最先端のテクノロジーにも、ピュアにスポンジのように吸収しています。
おじさん的には一刻も早くラーメン屋をやめればいいと思うし、個人も会社も時代の変化に適応していかないと生き残れません。
適応できてない会社は、ブラック環境じゃないとやっていけないし、なぜかそのツケが個人に来るというのがこの世の中だと思います。
がんばれ青年!おじさんは応援してますよ!
さて、そんな学びの日なのですが、
昨日読んだ本の中で学びにピッタリな言葉を学んだのでシェアしておきます。
QOL (quality of life ) (クオリティ オブ ライフ)
QOLは、物理的な豊かさやサービスの量、個々の身辺自立だけでなく、精神面を含めた生活全体の豊かさと自己実現を含めた概念。
との事です。
人それぞれ人生に対しての満足するポイントは違うと思うんですよね。
結婚して、子供できて、車買って、家買って、
というクレヨンしんちゃん的な幸せだけが、幸せじゃない。
例えば、家族の為に働いてるのに、家に帰る暇がなくて家庭崩壊してるとか本末転倒ですよね。
本当に家が好きだとかクルマが好きだという人は別として、家賃減らすとかクルマを中古にするとかして、仕事の時間を減らして、家族との時間を優先する方が人生の満足度高いと思います。
何が言いたいかと言うと
自分で『何が幸せなのかを考えた事もない』
という人が結構いるっていう。
どの国もそうだと思いますが、結構政府の都合のいいような概念を植え付けられてきてるので
惑わされずに。
ちなみに『経済成長=国民の幸せ』というのが
資本主義国家の十八番ですが、その概念は半分捨てた方がいいと思います。
日本は人口減るので個人でチャレンジしない限り(人の言う事鵜呑みにしてる人)は経済成長しません。
くっそ不満があるとか
くっそつまんねーと感じてる人は
常識に惑わされず
ちゃんと自分が人生において何を大切にしているのかを明確にして、QOL上げていきましょう。