古民家リノベの作業時間を減らしてやったとことがあります。
それは食べ物を作る事です。
【農作放置】
跡取り等がいなくて放置された土地、用途変更をすると税金が高くなるので放ったらかしです。
この草むらを耕しました。
手で掘る妻とゲスト。
その後、この畑は相方に任せることにしました。
機械導入して土をまぜまぜ。
元は田んぼなので粘土のような土です。
固くてゴロゴロでした。
相方が気合いで(手作業)うねを作りました。
へこんでるので水が溜まりやすいそうで、普通の畑の2倍程の高さ。
カチカチの土にそら豆が
土壌改良の為木くずを導入。
菌がフカフカにしてくれる事を願います。
お隣さんはバイオハック中。
ざんさいを畑に戻して肥料にするという作成。これが成功すれば無限ループです。
植えてから2ヶ月くらいジャガイモも茂ってます
3ヶ月でめっちゃ育ちました。
手を加えたのは多分5回くらい、2週間~3週間に一度ですね。
平成最後の日は雨の中草むしりです。
娘も大喜び。当たり前ですけど自分で育てた(つもり)野菜なんでむしゃむしゃ食べます。
子供には、食の教育としてとっても貴重な体験。運動能力もアホみたいに高くなるし、嫌いな食べ物は無くなるし、こんな緑の場所に子供を放つと動物として野生化します。
レタスなんかも。
ジャガイモは200キロくらいになりました。
あとはトマトやきゅうりなんかのなり物を残して第一弾の畑は終了。
秋に向けて土壌改良に入ります。
相方が主導しますひゃっほーい
勉強すればするほど色々なアプローチがあって、面白いですね。
カチカチの土に有機質(草とか野菜のゴミ)を入れてそれを微生物が分解してくれるそうです。
分解した先が無機質(土)で、微生物が動き回ってくれてるのでサラサラの土になるそう。
今回の収穫で実際かなり土がフカフカになりました。 おもろいなー。
前回作ったEM菌もばらまいたので、次はもっといい感じになりそうです。
【植えないと何も始まらない】
そんなこんなで何とか収穫までいけました。
試行錯誤というか、たがやして植えただけですが、育つもんですね。
植物なので時間が関係してくるんですが、やっといて良かった。
「農家は10年やっても10回だからね」
って言われて、そうだなとしみじみ感じました。
ためらっているそこのあなた。やっちゃいましょう。
人によって土いじりは合う合わないってあると思いますが、凄く自然に戻る感じです。
みなさん食べ物とは一生付き合っていかないといけないので、一度はやっといた方がいいと思います。
体験しないと感じない事なんで言葉で説明はできません。
【ライフハック】
コレで西松リゾートは
とりあえず衣食住の、食と住はhackしました。
全員が僕らのような生活をするのは無理でしょう。物理的に無理とかではなくて、思考の問題です。実際生きるだけならその辺で働いて稼いだ方がルーティンワークなので楽です。
ただ、生きるためにただただ働く生活が楽しいかと言うと、そうではない人も世の中めちゃくちゃ多いと思うんですよね。
社会に病んでる人多いと思います。
そういう人には僕らのように食と住を自分らで作って、やりがいのある事に没頭するライフスタイルをオススメしたいし、僕が協力できる事はどんどんやっていきたいです。
【木工の手伝いで知り合ったむつろさん】
木工の技術を上げるべく、近所の船屋のお手伝いをさせてもらってたんですが、その時に別の部門でむつろさんという方と知り合いまして。博多でずっとサラリーマンされていたそうです。
ストレスフルな生活が嫌で、農家としてやっていきたいけど、農地がないんですーなんて話を相談されまして。
余ってるのに空きがないというのは田舎の事情がありましてなかなか外には出回らないんですね。
そこで、お世話になっている和尚さん(地域の仲介役)にご相談。
和尚ネットワークで使える農作放棄地を提供して下さり無事に農地を借りる事に成功しました。
むつろさんは「テント張って一日中ここに居たいですー」なんて言って大喜び。
まずは通いながら農作物を育てて、こっちに住居の空きができ次第引っ越して来るそうです。
田舎情報はインターネットに引っかからないんで、町内会ネットワークで頑張ります。
僕らで良かったらいつでも協力します。
21世紀らしいサスティナブルな社会を一緒に作りましょう
Nishi-ku, Fukuoka-shiにあるこの素敵なお部屋をみてみよう